「ミントな僕ら」は何度も読んでいて、この本の中に入りたいと思っていたくらい

──久住さんは子供の頃、本をよく読まれてましたか?

久住小学生の頃はマンガが多かったですね。毎月「りぼん」を買いに行ったりして、よく読んでました。

──一番古い本の記憶はありますか?

久住食べ物の本で、その本の最初か最後にレシピが載っている本があったんですよ。それを図書館で友達とワクワクしながら読んでました。給食の前にそれを見て、すごくお腹が空いちゃったり(笑)。確か、ドーナッツやババロアの作り方が載っていて。そういうお菓子を自分で作ったことがなかったので、それを作ることに憧れました。友達もみんなはまってましたね。

──それは何年生ぐらいの時ですか?

久住4年生ぐらいだったかな。それで結局作ったのかどうか……作って失敗したような気もします(笑)。作り方がアニメチックに描かれているんですけど、結構材料も多くて、小学生にはちょっと難しい感じだったんですよ。

──ちょっとハードルが高い感じだったんですね。

久住そうなんです。ハードルが高くて。でも、マンガ飯っぽい感じにすごく憧れていました。

──今回ご紹介していただいた3冊のうち、「ミントな僕ら」は表紙を見て「懐かしい!」とおっしゃってましたが、この本との出会いも古いですか?

久住そうですね。この本を読んだのは5年生ぐらいかな。自分で買った気もするんですけど、お姉ちゃんも好きだった気がします。当時、お姉ちゃんが読んでるものを読んだりして、すごくお姉ちゃんに影響を受けました。たぶんこのマンガも私よりちょっと上の世代が好きなマンガだと思うんですけど、私もすごく好きでした。

──3冊本を紹介する、という企画でこの本を思い出したということは、かなり強く印象に残っていたってことですか?

久住はい、すごく印象に残っていて。当時何回も読んでいたし、この本の中に自分が入りたいって思っていたぐらいで。その頃の自分には少し背伸びをしているようなお話なんですけど、そういうところに憧れてました。あと、この漫画家さん、吉住渉さんがすごく好きで。この「ミントな僕ら」を読んでから吉住さんにすっかりはまって、その後「ママレード・ボーイ」も読んだりしました。

──このストーリーのどういうところに特にはまりましたか?

久住双子の話なんですけど、入れ替わったりするんですよ。そういうところにワクワクして、憧れました。

──双子に憧れる気持ち、分かります(笑)。しかもこのマンガは男女の双子じゃないですか。より一層憧れますよね。

久住そう!憧れますよね!吉住渉さんのマンガは全部、そういう女の子の憧れが詰まっていて、今読んでも色あせないんです。もう一回全部読み直したくなりました(笑)。絵もかわいくて大好きだったんです。

──絵を見ただけで当時の記憶が甦りますか?

久住甦りますね。本当にこういう学生生活だったらいいなって思ったり。学校に行ってもこのマンガのことが頭に浮かんだりしてました。読んでいた頃は、本当にこの世界にどっぷりと浸ってましたね。

──他にもよく読んでいたマンガや、好きな漫画家さんはいますか?

久住「LIFE」をよく読んでました。ドラマ化されたものなんですけど、学生生活の中のいじめとか、そういう問題を取り扱っていて。「ミントな僕ら」とは全然違うタイプの重い感じのストーリーなんですけど、それもちょっと大人な感じがして、よく読んでましたね。

──本を選ぶ傾向や、好きになるジャンルはありますか?

久住恋愛ものだったら、すれ違いすれ違いで想いが実る、みたいなパターンが好きです。ちょっと社会的なものだと、裏切られて裏切られてどん底にいっちゃうようなものに結構入り込んでしまいますね。リアルじゃないんだけどリアルなような。自分と重ね合わせてちょっと気持ちがわかるようなものが好きなのかもしれません。

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ミントな僕ら 1

吉住 渉(著)

りぼん

ふたごの姉弟・まりあとのえるは大の仲よし。初恋の人を追いかけ全寮制の森ノ宮学園へ転入したまりあをとりもどそうと、のえるはとんでもない方法で森ノ宮へ・・・!!

※「結婚のずっと前」「みさおとふくまる」は電子書籍の配信はありません。

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