マジック・ツリーハウスに出会ったら
恐竜の世界に行ってみたい

——ほのかさんは子供のころからよく本を読まれていたんですか?

ほのかいえ、そんなに読んでなかったんですよ。

——そうでしたか。でも今回ご紹介していただいた「マジック・ツリーハウス1 恐竜の谷の大冒険」は?

ほのかそれは子供のころ読んでいた本です(笑)。小学校2、3年生のころです。これは当時親友に『すごい面白いから読んでみて』って紹介されて。この本は、表紙のカバーの折り返し部分にその物語にそった着せ替えがついてるんですよ。それを切り抜いてよく遊んでました(笑)。本を読むというよりは、この着せ替えのために買ってもらってましたね(笑)。

——(笑)。でも物語も読んでたんですよね。

ほのかはい(笑)。字も大きくて読みやすかったですし。私、恐竜が好きだったんですよ。この「恐竜の谷の冒険」を読んでから、プテラノドンがすごく好きになって。この本の中ではティラノサウルスが悪役で、プテラノドンが主人公二人を助けてくれるいい役なんですね。でも、実際はプテラノドンは結構凶暴だったっていうのを後で聞いてショックを受けたぐらいです(笑)。よく恐竜展なんかも見に行ってました。

——この「マジック・ツリーハウス」はシリーズものですね。

ほのかそうです。ジャックとアニーという兄妹がいて、ある日森の中に小屋を見つけるんです。そこには本がいっぱいあって、その中の絵本を開きながら呪文を唱えると、その世界に入ることができて、そこで二人が冒険していくっていう物語なんです。だからいつもワクワクしながら読んでましたね。

——ほのかさんがこのマジック・ツリーハウスに出会ったなら、どんな世界に行ってみたいですか?

ほのか恐竜の世界に行ってみたい! 私、この巻が大好きなんですよ。そしてプテラノドンの背中に乗ってみたい! 恐竜って憧れますよね。見たことないし、話を聞いただけだから。恐竜って氷河期がきて耐えられなくなって絶滅しちゃったんですよね。そういう歴史を見てみたいです。

——では、この後はどんな本を読まれてたんですか?

ほのか実はこの本以降、中学生になるまでまた読まなくなって。

——ということは、他に夢中になるものがあったんですね。

ほのかそうなんです。ゲームが大好きで、ゲーマーだったんですよ(笑)。お年玉とか入ると電気屋さんに行ってゲームを買ってました。それで本を読まなくなってたんですけど、中学生になったころ、携帯小説が流行ったんですね。

——なるほど! その時に出会ったのが「もう二度と流れない雲」ですね。

ほのかはい。きっかけはやっぱり「恋空」からで、読んでみて面白い! 他のものも読みたい!っていろいろと読む中で見つけたのが、この「もう二度と流れない雲」でした。

——しばらく本から離れていた人を惹き付ける携帯小説の魅力って、どんなところだったんでしょう?

ほのか登場人物の設定が同じ歳ぐらいの子だったりするので、自分を投影しやすいんです。だから読みやすかったです。こういう時こんなふうに思うよねって感情移入しやすくて。中でもこの「もう二度と流れない雲」は一番泣いたお話です。揚ちゃんっていう女の子がいて、その揚ちゃんのことを好きな春日っていう男の子がいて。でも揚ちゃんには彼氏がいるんですよ。その彼氏は春日の従兄弟で、二人とは違う学校にいるんです。恋愛小説なんですけど、結構ドロドロなんですよ。ドロドロすぎて、わ〜!ってなりました(笑)。揚ちゃんは可哀想だし、春日はすごくいい奴で応援したくなるし、とにかくすっごい泣きましたね。

——ずっと携帯で読んでたんですか?

ほのか中学生のころだったから、学校には携帯を持っていけなかったので、ずっと本で読んでました。友達に紹介しすぎて、みんなで回し読みするみたいになっていたので、私が持っている本はもう表紙がボロボロです(笑)。あのころは携帯小説で本当に盛り上がってましたね。

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マジック・ツリーハウス1 恐竜の谷の大冒険

メアリー・ポープ・オズボーン (著者)、食野雅子 (訳)、甘子彩菜 (イラスト)

KADOKAWA / 角川書店

ジャックとアニーは、アメリカ、ペンシルベニア州にすむ仲よしきょうだい。ある日ふたりは、森の大きなカシの木の上に、ふしぎなツリーハウスを見つけた。中にあった恐竜の本を見ていると、とつぜんツリーハウスがぐるぐるとまわりだし、気がつくと、ほんものの恐竜の時代にまよいこんでしまった。なんとこのツリーハウスは、時空をこえて本のなかの世界に行くことができる、魔法のタイムマシンだったのだ。わけがわからないまま、恐竜の時代を冒険することになったふたりは、ティラノサウルスに追いかけられて、絶体絶命のピンチに! はたしてふたりは、現代にもどることができるのか――!?【同時収録】第2話/黒い馬の騎士

※『もう二度と流れない雲』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は電子書籍の配信はございません。

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