難しいものを読んでみたいです。
齋藤飛鳥が読んでそうなやつ(笑)

──そして「スイッチを押すとき」は?

星野この本も「ライヴ」と同じで、自分で買い直した一冊なんです。ボタンを押す感じもありえないんだけど、実際にあったら怖いなと思って。

──自殺抑制の実験として、選ばれた子供達が家族から引き離され、隔離されて、自殺ボタンを手渡される、という始まりですね。

星野はい。それで、いつ、何をきっかけにそのボタンを押すか、っていうことなんですけど、こっちも子供達それぞれの物語があって、とにかく可哀想なんです。これも最後に“え?”っていうところがあってビックリして面白かったんですけど、読んだ後なんかスッキリしました。みんないい感じに終わったので。

──ハッピーエンドではないけど、バッドエンドでもないのかな、とか、捉え方は人それぞれになりそうな結末ですね。

星野あともうちょっと早ければ、っていうところはありましたけどね。

──もしも星野さんもスイッチを持たされたら、どうすると思いますか?

星野押しちゃいそう(笑)。

──すぐにですか?

星野いつか。ずっと一人だったら押しちゃうかも。今みたいな日常の中だったら絶対に押さないけど、本のように隔離された状況だったら、押しちゃうような気がします。意志が強くなきゃなと思いました。

──本の中では生き残っている4人の結束ができてましたが、そういう仲間がいたら?

星野仲間がいたらすぐには押さないかもしれないですけど、でも逆に他の一人が押したら押しちゃうかも。

──それぞれ生きるための理由があって。それをまっとうした時が悲しいですよね。

星野そうですよね。一人一人と減っていきますから。

──今、他に読んでいる本はありますか?

星野買っただけでまだ読めてないんですけど、映画化される「明日ぼくは、昨日の君とデートする」。先日握手会があって、待ち時間もあるので読もうと思って持って行ってたんですけど、ちょっと時間がなくて読めなくて。やっぱり映画見る前に読みたいので、先に読もうと買いました。メンバーの中にも何人か読んでる子がいたりするので、みんな読んでたから読みたいと思って。

──映画化やドラマ化をきっかけに知って、本を手にすることが多いですか?

星野多いですね。マニアックなものとかをあんまり読まないですね。人が読まないようなところにいくっていう感じのタイプではないし。話題になっているものを手にすることが多いです。いろいろ読んでる友達と、本の話をいろいろするのも好きなので、みんなが読んでいたり、オススメって書いてあるのを読んじゃいます。

──特に今回選んでいただいたものは、ハッピーなものだったり明るい感じのものではなかったんですね。

星野ハッピーなものとかはあんまり読まないですね。どんでん返しがあるものとかミステリーみたいなものは、途中で止めたくなくなっちゃって、最後まで一気に読んじゃうので、一日とか休みがあった時にまとめて読んだりすることが多いかもしれないです。恋愛系とかは映画で見ちゃうかも。

──なるほど。読み始めると一気に読みたいんですね。

星野そうですね。空き時間とかも多かったりするので、まとめて読むことが多いですね。そうじゃないと、忘れちゃったりするんですよ、内容とか。かといって戻るのもいやだし、流れで読んじゃいますね。

──確かに登場人物が多かったりしたら、止まると忘れちゃいますね。

星野そうなんですよ(笑)。最初の方に登場人物が書いてあったりするのもあるじゃないですか。それをいっつも見ちゃいますね(笑)。

──では、これから読んでみたい本はありますか?

星野難しいものを読んでみたいです。齋藤飛鳥が読んでそうなやつ(笑)。

──齋藤飛鳥さんは第一回で出ていただいたんですが、齋藤さんも暗い本が好きだとおっしゃってました。

星野なんだか難しそうなものをいろいろ読んでたりするんですよ。本の裏のあらすじを読んでも、なんだろう?って分かんないものとか(笑)。

──乃木坂46には本好きな方が多いんですね。

星野みんな一人で静かによく読んでますよ(笑)。ただ、好みがものすごくバラバラで、全然違うものを読んでたりするので、オススメを聞くと面白いです。

──では最後に、これからの目標を聞かせてください。

星野乃木坂46としては、みんなで話したわけじゃないんですけど、個人的に、握手会とかによく地方の人とか来てくれたりするんですけど、来れない人もいると思うんですね。あと、最近大きい会場でライブをさせてもらう機会が多いんですけど、47都道府県で小さい会場だったり、その県の人が来やすいようなところでライブができたらいいなと思います。いつも来てもらってばっかりなので、私達が会いにいくことができればいいなって思います。

──チケット争奪戦になりそうですね。

星野もうその時はその県の人が優先で。東京の人は東京で、って感じで(笑)。あと例えば女の子イベントとか、学生さんイベントとか、今までやったことがない感じのことをやってみたいなと思います。

──女の子限定イベント!楽しそうですね!

星野いいですよね! 女の子が好きそうな曲とかそういうのもありそうだし、楽しそうだなと思います。ライブとはまた別でもいいし、楽しそうなことをやれたらなあと思います。

インタビュー・文 / 大窪 由香
撮影 / 田里 弐裸衣

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イニシエーション・ラブ

乾くるみ

文藝春秋

「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。

スイッチを押すとき

山田悠介

KADOKAWA / 角川書店

青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に、自らの命を絶つ【赤いスイッチ】を持たせ、実験をしていた。極限状態で軟禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが生きたいと願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ちうけており――!? 一番泣ける山田悠介作品!

ライヴ

山田悠介

KADOKAWA / 角川書店

感染したら死に至る奇病“ドゥーム・ウィルス”。日本にそれが蔓延するなか、あるはずのない特効薬が貰えると奇妙な噂がネットに広がる。感染した母親を持つ田村直人は、半信半疑で集合場所へ赴くが、特効薬はトライアスロンを完走しなければ貰えないという! スタート地点のお台場からテレビで生放送されるレース、残酷なトラップに脱落していく選手たち。愛する者を救うため、直人は最悪のデスレースを走りきれるのか!?

PROFILE

星野みなみ

アイドルグループ、乃木坂46のメンバーとして2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビュー。2016年11月にシングル「サヨナラの意味」をリリースした。2月20日(月)〜22日(水)さいたまスーパーアリーナにて、5TH YEAR BIRTHDAY LIVEを行う。

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