Aug 15, 2017 news

妻夫木聡、水原希子の愛の囁きに撃沈。狂わされるのは男の願望?!

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第124回

俳優の妻夫木聡が、8月14日にイイノホールで行われた、映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。

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同舞台挨拶は、“狂わせサマーパーティー”と題して、この完成披露試写会をきっかけに、男女の素敵な出会いを提供する史上初の街コン[出会える試写コン]と併せての開催となり、会場には出会いを求めた浴衣姿の男女が多数来場した。

彼らの“本気の?”様子を目の当たりにした、【コーロキ・ユウジ】役の妻夫木は「軽く始めた企画なのに責任重大ですね(笑)」と恐縮しながらも、「でも人間、何があるか分からないですからね」と、カップル誕生の後押しをしていた。

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妻夫木演じる【コーロキ】は、ミュージシャンの奥田民生を崇拝している雑誌編集者だが、妻夫木自身も奥田の大ファンだと明かし、「昔から僕も“なりたいボーイ”でした。嘘がないというか、本音で生きてるというか、民生さんらしく生きてる感じが良いなぁとずっと思ってたんです」と、“民生愛”を熱く語っていた。

また、【コーロキ】は、水原希子演じる【天海あかり】にこれでもかというくらい翻弄され、文字通り狂わされていくのだが、妻夫木も「男だったら自分の中に狂わされたいって願望はあると思うんですよね。出来れば、狂いたくはないんだけど・・・」と、切ない男心を口にしていた。

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そんな“狂わせるガール”を演じた水原自身も、今回の役は今まで以上に特別だったようで、「一つの作品でこんなにたくさんキスをするのは初めてでしたし、こんなに脱いだこともなかったです」と、ハニカミながら振り返ると、役作りとしては「毎日、おっぱいが大きくなるっていうクリームを塗ったり、お尻がプルンとなるクリームを塗ったりしてました(笑)」と、赤裸々に告白していたのだった。

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なお、壇上では、妻夫木と水原が巨大おみくじを振り、そこに書かれていた『相手の目を見てオーバーに褒める』という“狂わせテク”指令を水原が実践。

向かい合って目を見つめながら「大好きです」と囁く水原に照れまくり、狂わされていく妻夫木の姿がそこにはあった。

舞台挨拶にはその他、大根仁監督、出演の新井浩文が出席した。

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(東宝配給)

映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(東宝配給)は、アーティスト・奥田民生を崇拝する雑誌編集者を主人公に描いた、渋谷直角による人気サブカル漫画を実写映画化したラブコメディ作品

監督・脚本:大根仁 出演:妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、江口のりこ、天海祐希、リリー・フランキー、松尾スズキ ほか

佐々木誠

「日刊 情報プレス」編集者 (有)情報プレス社が発行する「日刊 情報プレス」は、映画業界のニュースやイベント、興行成績、劇場公開情報など、映画に関する様々な情報を掲載。また、Facebookページでは、【情報プレスα】(www.facebook.com/joho.press.jp)として、映画の舞台挨拶やイベントの模様を面白可笑しく掲載中。日々アップしている。