Sep 12, 2016 news

深田恭子、佐々木蔵之介の超高速シュートに驚きマイクを歯にぶつけるハプニング

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コラム 佐々木誠の『映画記者は今日も行く。』第二回

『超高速!参勤交代 リターンズ』の初日舞台挨拶が10日、丸の内ピカデリー1で行われた。舞台挨拶には、本木克英監督、出演の佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、陣内孝則、西村雅彦のほか、猿の菊千代が登壇。


2014年に公開され、興収15億円を記録する大ヒットとなった『超高速!参勤交代』。あの弱小貧乏の湯長谷藩の面々が『リターンズ』としてスクリーンに帰ってきた。

大勢の観客から拍手で迎えられた登壇者たちだったが、MCからは「もし『リターンズ リターンズ』があるとしたら、どの役をやりたい?」と、気の早い質問が。

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湯長谷藩の殿【内藤政醇】役を務めた佐々木蔵之介は、「まず、続編はないんですけど(笑)」と、前置きしながらも、「これまで無理難題を言われてきたので、今度は無理難題を言う方がいいですね。信祝さん(陣内孝則演じる【松平信祝】)がいいんじゃないかと。そう言いながら、深田恭子さんとの夫婦のポジションを外すのは痛いので、一周回って、また殿の役でいいです(笑)」と、役得なポジションにしがみついていた。

また続編があっても深田恭子との夫婦関係は外せないと語る佐々木蔵之介

また続編があっても深田恭子との夫婦関係は外せないと語る佐々木蔵之介

対して、晴れて【内藤政醇】の側室となった【お咲】を演じた深田恭子は、「藩の皆さんが、いわき弁で盛り上がっていて羨ましかったので、今度は私も一緒にいわき弁で盛り上がりたいです。【お咲】としては、いわき弁を話すことがなかったので」と、共通の言語で輪に加われなかったことを悔やんでいた。

私も一緒にいわき弁で盛り上がりたかったと残念がる深田恭子

私も一緒にいわき弁で盛り上がりたかったと残念がる深田恭子

【雲隠段蔵】役の伊原剛志は、「誰にしようかなぁ」と、登壇者を見回し、「深田恭子さんになって、佐々木蔵之介に愛してもらいたいです」と、突然、佐々木に愛の告白をすると、「僕より(背が)大きいですけど、一遍トライしたいです(笑)」と、佐々木も満更ではない様子だった。

今度は深田恭子になって佐々木蔵之介に愛してもらいたいと語る伊原剛志

今度は深田恭子になって佐々木蔵之介に愛してもらいたいと語る伊原剛志

【相馬兼嗣】役の西村雅彦は、「【お咲】の役ですね。佐々木蔵之介さんと熱い抱擁をして、愛を語らいたいです。いつも見守ってもらいたい」と、こちらは深田にではなく、佐々木に熱を上げていたのだった。

【荒木源八郎】役の寺脇康文は、「知念くんがやった弓の名手【鈴木】ですかね。知念くんみたいに、矢を当てて『当たり〜!』ってやってみたい。それと、人じゃないんですけど、知念くんのフンドシになってみたいです(笑)」と、突拍子もない答えを。

それを受けた、【鈴木吉之丞】役の知念侑李は、「結構、僕、動くんで大変だと思いますよ(笑)」と返答し、「僕は伊原さんの忍ですね。体が動くんで、アクロバティックにやりたいです」と、ジャニーズの一員として、体のキレに自信をのぞかせていた。

また、本作で参勤交代を終えた、つまりゴールを迎えたということにちなみ、ゴールと言えばサッカーということで、壇上では佐々木が、スピード測定器がセットされたゴールに向かって、超高速シュートを披露した。 ただ、参(3)勤交(5)代の語呂に合わせて、35kmのスピードが出ないと失敗と見なされた。

しかし、佐々木が放ったシュートは若干浮き上がり、ゴールバーを直撃。脇で見守っていた深田はそれに驚いて、マイクを歯にぶつけてしまうハプニングも起こった。 泣きの一回でもう一度トライした佐々木。今度はちゃんとゴールし、スピードも37kmを示していた。 挑戦成功を祝い、深田がくす玉を引くと、[祝! 参勤交代 達成!]の文字が現れたのであった。めでたし、めでたし。 なお、舞台挨拶前には、劇場後方の通路より、いわき湯本温泉連合青年有志会の皆さんが登場し、客席通路にて『じゃんがら踊り』を披露した。


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『超高速!参勤交代 リターンズ』

映画『超高速!参勤交代 リターンズ』(松竹配給)は、幕府から突然の参勤交代を命じられた弱小貧乏藩の奮闘を描いた、時代劇コメディ『超高速!参勤交代』の続編。

監督:本木克英 脚本:土橋章宏 出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、古田新太、近藤公園、渡辺裕之、中尾明慶、宍戸開、橋本じゅん、富田靖子、大鶴義丹、舞羽美海、神戸浩、田口浩正、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦 ほか

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