パリから電車で約45分、シャンパーニュの故郷へ――。
日本でも人気の生産者から知る人ぞ知るレコルタン・マニピュランまでワイン・インポーターの著者が取材した31の主要メゾンを紹介。
シャンパーニュといっしょに味わいたい絶品レストランや、
街の見どころ、憧れのシャトーホテルなど、旅に役立つ情報も満載!

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日本ではレアなシャンパーニュ!
『A.Robert Cuvee Le Sablon』を3名様にプレゼント!!

A.ロベール キュヴェ・ル・サブロン。メニルの伝説、アロン・ロベールとは縁もゆかりもないアルノー・ロベールだが、恵まれたテロワールと技術で天才的なムニエ使いの一人。ル・サブロンは最上級キュヴェのひとつで、リッチでコクのあるシャンパーニュ。

応募期間:2016年3月3日 ~ 2016年3月28日

応募は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました!

シャンパーニュ・ガイド
本場を味わい尽くすメゾンと食を巡る旅

パリから電車で約45分、シャンパーニュの故郷へ――。
日本でも人気の生産者から知る人ぞ知るレコルタン・マニピュランまでワイン・インポーターの著者が取材した31の主要メゾンを紹介。シャンパーニュといっしょに味わいたい絶品レストランや、街の見どころ、 憧れのシャトーホテルなど、旅に役立つ情報も満載!

紙書籍版

6月26日より全国の書店にて発売

電子書籍版

著者プロフィール

大谷訓之 / Kuniyuki Otani

酒屋の三代目として誕生。経営コンサルティング会社を経て、株式会社プルミエクリュを設立。「ワインと食を通じて豊かな暮らしのお手伝い」をテーマに活動中。これまでの人脈を活かし現地を訪ね歩くなかで、蔵で出会う味そのままにこだわったワインの輸入販売のほか、食やワインに関する取材活動、セミナー、イベントなどを手がけている。


株式会社プルミエクリュ
www.premier-cru.co.jp

『シャンパーニュ・ガイド 本場を味わい尽くすメゾンと食を巡る旅』
出版記念トークイベント

「もう一つのシャンパーニュ・ガイド」

「これ1冊でシャンパーニュ地方を1~2週間旅しても充分なぐらいの情報量を盛り込んだ」というシャンパーニュマスターこと著者の大谷訓之さんがナビゲーターとなり、電子書籍購入者限定でシャンパーニュづくしのイベントが開催されました。

▶ 続きを読む

CHAMPAGNE MAISON GUIDE DE VISITE
シャンパーニュメゾン訪問ガイド

シャンパーニュを味わい尽くすためのガイドブック『シャンパーニュ・ガイド 本場を味わい尽くすメゾンと食を巡る旅』の作中より、著者・大谷訓之が、はじめてのシャンパーニュメゾン訪問におすすめの、3つのメゾンをご紹介します

CHAMPAGNE MAISON GUIDE DE VISITE 1

POMMERY

シャンパーニュの歴史に名を残す 蒼の先駆者

ポメリーは1836年創業。1856年よりポメリー・エ・グレノ社となり、未亡人だったマダム・ポメリーが育てあげた。そして現在はヴランケン・ポメリー社が運営する。同社はランス市内に55ヘクタール(以下ha)にもおよぶ広大な敷地を所有している。豪華な社屋は1860年代の建築という。イメージカラーのブルーが基調のネオ・エリザベス様式の美しい建物だ。ビジターはまず受付で見学料を支払う。そしてその先には巨大なホールが待ち構えている。シャンパーニュのほか、オリジナルグッズが購入できるブティックがあり、ここでショッピングを楽しむのもいいだろう。ホール突き当りのドアを開け、100段ほどの階段を地下に降りた先は摂氏9~10度に保たれたローマ時代の石切場跡「レ・クレイエール」。ランスに居を構えるほかの大手メゾン同様、ポメリーもここを地下カーヴ(ワイン熟成庫)として活用している。このカーヴでポメリーのヴィンテージ・シャンパーニュは3~5年、プレスティージュの「キュヴェ・ルイーズ」は7年ほど熟成されるという。地下カーヴにはところどころに広いホールがあり、高い天井はピラミッド型に突き上げて地上へと抜けている。かつては、宗教的な意味もあったのだろう。先に進むとモナコ大公のためのキュヴェを保管している区画や「京都」など世界各地の都市の名をつけた区画もあり、楽しませてくれる。マダム・ポメリーは先駆者だった。1880年代にブリュット(辛口)が流行するまで、当時シャンパーニュのドザージュの糖分量は300g/lにおよぶものもあったという。現在の数十倍もの量で、とんでもない甘さだ。この糖分量を極端に減らし、マダムはイギリス市場の開拓を図るため、ブリュットを作り出した。これが大評判となる。また、マダム没後の1900年頃には地下カーヴ内でボトルを運搬する際、人力ではなく6本のボトルをバスケットに入れて、吊り下げ式のリフトで運ぶ機械化がなされていた。ポメリーは、ミュージアムでもある。地下カーヴの通路には各所にモダンアートや酒神バッカスをモチーフにした巨大な彫刻が掲げられている。受付の先のホールに鎮座する、アメリカとの友好をテーマにした大樽のオブジェもエミール・ガレの作品だ。ポメリーを訪れたなら、シャンパーニュだけではなくミュージアムとしても楽しみたい。もちろん、最後にテイスティングも忘れずに。

POMMERYBRUTROYALNV
ポメリー・ブリュット・ロワイヤルNV

ポメリーのスタンダードなキュヴェ。ふくよかな果実味にきりっとしたキレ味。同社のシャンパーニュ造りの方向性がよく出ている。スタンダードだからと甘く見てはいけない。リッチすぎないこの造りだからこそ、毎日のように飲みたくなる。

POMMERYCUVÉELOUISE2002
ポメリー・キュヴェ・ルイーズ2002

マダム・ポメリーの愛娘ルイーズの名を冠したキュヴェ。バターやナッツのような甘く香ばしいアロマ。ボリューム感があり、リッチながら重厚すぎないバランスが素晴らしい。アフターを引き締めるミネラル感が秀逸。

ボトルにガス圧を受け止めるだけの十分な強度がなかったシャンパーニュ黎明期、人々は顔を保護するためのマスクをつけてシャンパーニュを楽しんだという

左) 地下にはローマ人の石切場跡(レ・クレイエール)を活用したセラーが存在する 右) 多くのバックヴィンテージが保管されている

左) マダム・ポメリーの愛娘ルイーズのレリーフ。地下空間には多くのアートが展示され、歴史の厚みを感じる 右) バスケットに「POP」を入れ、「ピクニックでもシャンパーニュ!」というくらい現地では身近な飲み物

CHAMPAGNE MAISON GUIDE DE VISITE 2

TAITTINGER

レ・クレイエールに響くプレリュードとノクターンの調べ

華やかなイメージで日本でも大変有名なシャンパーニュ・テタンジェ。「プレリュード(前奏曲)」、「ノクターン(夜想曲)」といった音楽のイメージを冠したキュヴェや、アートなエチケット(ラベル)を用いたシャンパーニュで有名だ。そのテタンジェの本拠地はシャンパーニュの中心都市・ランスにある。創業者であるアルザス=ロレーヌ出身のピエール・テタンジェは、第一次世界大戦の最中、シャンパーニュ地方のもうひとつの主要都市・エペルネ近郊の村にある、シャトー・ラ・マルケットリーに駐留した。そこを気に入ったピエールは終戦後、シャトー・ラ・マルケットリーとそのブドウ畑を手に入れる。やがて1932年、彼はシャトー・ラ・マルケットリーを所有していたフルノー社とその屋敷も買い取り、ここにシャンパーニュ・テタンジェが誕生した。テタンジェの発展は、彼のふたりの息子によるところが大きい。優れたブドウを生み出すモンターニュ・ド・ランスやコート・デ・ブランの偉大な畑を次々と手に入れ、現在では自社畑は34区画、290haにもおよぶという。収穫の際には800人もの労働者が活躍する。収穫されたブドウはプレスされ、発酵へと回される。3週間のマロラクティック発酵(以下MLF)のあと、翌年2月頃にアッサンブラージュが決定される。テタンジェを訪れた際に見ておきたいのは広大な地下カーヴ「レ・クレイエール」だ。ローマ時代の4世紀にチョーク(白亜紀の石灰岩)の石切場だった場所は現在、テタンジェ社の地下に広がる、深く巨大な地下カーヴとなっている。壁面には時代を物語るかのように、かつての地下教会の祭壇や落書きの跡が見られる。温度は年間を通して10~12度が保たれ、理想的な環境下で歴史的なオールド・ヴィンテージのシャンパーニュや同社のプレスティージュ・キュヴェである「コント・ド・シャンパーニュ」など、特に貴重なシャンパーニュが熟成されている。カーヴの見学を終えてテイスティングをした。プレスティージュの「コント・ド・シャンパーニュ」は、きらめくような鋭い輪郭をもち、洗練されたミネラルに彩られて、文句なしに素晴らしい。だが、「プレリュード」もまた、その名が示すようにリズミカルで軽やかな泡が踊り、ふくよかな果実味と滑らかさを内包する。どちらも甲乙つけがたい、実に素晴らしいシャンパーニュだった。ぜひ、メゾンで両方ともテイスティングしてほしい。

AITTINGER PRÉLUDE BRUT GRANDS CRUS NV
テタンジェ・プレリュード・ブリュット・グラン・クリュNV

シャルドネのほか、グラン・クリュのピノ・ノワールがアッサンブラージュされている。キレ味鋭い「コント・ド・シャンパーニュ」に対し、リズミカルで軽やかな泡が踊り、ふくよかな果実味と滑らかさを感じる。まさに「プレリュード(前奏曲)」だ。

TAITTINGER COMTES DE CHAMPAGNE 2005
テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ2005

コート・デ・ブランのシャルドネだけで造られたブラン・ド・ブラン。最新ヴィンテージの2005はまだ鋭すぎるくらいの輪郭をもっていたが、その気品に満ちた本質と深い表現は見事。長い熟成に耐えるだろう。

「コント・ド・シャンパーニュ」の高貴さは感動的だ が、「プレリュード」もはずせない魅力がある。長熟向きの「コント・ド・シャンパーニュ」に対し、「プレリュード」はリリース時に完成されていると感じた

誰が彫ったのだろうか。レ・クレイエールの壁面 にいくつも見られる大昔の彫刻

左) ランスの地下には、ローマ時代の石切場跡(レ・クレイエール)が縦横無尽に広がり、理想的な温湿度が保たれるため大手メゾンが地下カーヴとして活用している。テタンジェもそのひとつ 右) 山と積まれたプレスティージュの「コント・ド・シャンパーニュ」。愛好家にとっては宝の山に見える

CHAMPAGNE MAISON GUIDE DE VISITE 3

VEUVE CLICQUOT

洗練のイエロー

黄色のエチケットが特徴のヴーヴ・クリコ。メゾンはランス市内、ポメリーに近い場所にある。醸造施設、地下カーヴの見学も可能だが、予約なしで訪問できるブティックも楽しい。イエローを基調とした数々のオリジナルアイテムのほか、大変貴重なヴィンテージ・シャンパーニュが購入可能。有料にはなるものの「ヴーヴ・クリコ・イエローラベル」やプレスティージュ「ラ・グランダム」の試飲ができる。メゾンで味わうシャンパーニュは新鮮そのもの。「ヴーヴ・クリコ」など世界中どこでも飲めるとは思わず、一度試してみることをおすすめする。

ヴーヴ・クリコ ヴィンテージ1982マグナムなど貴重なアイテムが購入可能

『シャンパーニュ・ガイド 本場を味わい尽くすメゾンと食を巡る旅』にて、
紹介しているシャンパーニュはこちら。
各シャンパーニュの情報や、訪問情報など、詳しい内容はぜひ本書をお楽しみください。

REIMS
ランス

POMMERY
ポメリー

TAITTINGER
テタンジェ

LANSON
ランソン

VEUVE CLICQUOT
ヴーヴ・クリコ

G.H.MUMM
G.H.マム

ÉPERNAY & BANLIEUES DE ÉPERNAY
エペルネ&エペルネ近郊

R&L LEGRAS
R&Lルグラ

NICOLAS FEUILLATTE
ニコラ・フェイアット

GASTON CHIQUET
ガストン・シケ

DEUTZ
ドゥッツ

HENRI GIRAUD
アンリ・ジロー

BILLECART SALMON
ビルカール・サルモン

L. BÉNARD-PITOIS
エル・ベナール・ピトワ

PHILIPPONNAT
フィリポナ

MOËT & CHANDON
モエ・エ・シャンドン

A.BERGÈRE
A.ベルジェール

MERCIER
メルシエ

MONTAGNE DE REIMS
モンターニュ・ド・ランス

MARGUET
マルゲ

PAUL DÉTHUNE
ポール・デテュンヌ

EGLY OURIET
エグリ・ウーリエ

MAILLY GRAND CRU
マイィ・グラン・クリュ

FRANÇOIS SECONDE
フランソワ・スゴンデ

CÔTE DES BLANCS
コート・デ・ブラン

PHILIPPE GONET
フィリップ・ゴネ

SALON / DELAMOTTE
サロン/ドゥラモット

GUY CHARLEMAGNE
ギィ・シャルルマーニュ

PIERRE MONCUIT
ピエール・モンキュイ

PIERRE PÉTERS
ピエール・ペテルス

JACQUES SELOSSE
ジャック・セロス

DE SOUSA
ド・スーザ

CÔTE DE SÉZANNE / VALLÉE DE LA MARNE
コート・デ・セザンヌ/ヴァレ・ド・ラ・マルヌ

ALBERIC & XAVIER DUVAT
アルベリック&グサヴィエ・デュヴァ

A.ROBERT
A.ロベール

お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。